学校帰りに数ヶ月ぶりに先輩にあった。
天然ボケの最上級を付けたいくらいにボケた先輩だ。
冗談抜きで頭の部品が足りないのか。と思ってしまうくらいだ。
バンドではボーカルを担当。
でも俺は歌詞を間違えずに1曲歌い通した所を見た事がない。
いやカワイイんだけどねー・・・。

そしてこの先輩、2週間俺と一緒に焼肉屋で働いてたんだけど、
死ぬほどつかえねー。
この焼肉屋と、彼女の家が近かったので一緒に歩く。
俺「そうだ。トレッキー(店長の飼い犬)とちょっとあそんでやれば?」
先輩「あ、トレッキーだ」
俺「おぅ、店長もいるぞ…」
ビビッた。
店長は犬の散歩の時も、サロン(前掛け)とバンダナを着けてた。
遠くから挨拶をして、俺はそのままバイト先に入ると、
帰って来た店長が
「ヤベェ!アニキに彼女がいた!」
ファッハッハッハッハ!!そりゃロッカーで笑うわ。
ってかなんでヤバイのさ店長!!俺に彼女がいちゃヤバイのか!
キッチリ否定したけど。
「ああ、あのどうしようもない子か」
って言ってた。言われすぎ。今はプーだって言ったら、
「そりゃあんな子、どこも取ってくれないわ」
とも言った。
言われまくってる先輩がすげーと思った。ここまで言われるとは…。

バイトが終わり、
「アニキ、そのロカビリー着てみてくれ」
ロカビリーって…。この前買った服を着て来たのだが、
「アニキどうしたの〜!?そんなに色気づいちゃって!」
「彼女でもできた〜?」

・・・俺が着ちゃ行けないような服なのか。

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