イベント終了！？

やっとピリオドを打った。

昨日、Sちゃんに「リーダーが曲作ってたら私の曲になったって言うんですよぉ〜」
とカンベンして欲しい口調で起こされた。
あー今日もこのイベントかー。いつまで続くんだ？

そして、夜7時にリーダーが動いた。
ちょっとでも会ってもらいたいらしく、女子寮まで会いに言ったのだ。
当然俺もSちゃんに呼び出された。

「あれ？KEIなんでここにいるの？」
「あ〜寒い！よさこいの打ち合わせに呼ばれた！リーダーこそなにしてんの？」
「俺はちょっと用事があって・・・いないみたいだから出直すよ」
そしてリーダーは行ってしまった。

「もしもしSちゃん？リーダーもう行ったよ」
「わかりましたー今降りていきます」
女子寮だからね。俺が入るわけにはいかないのだ。

それからSちゃんにリーダーから電話がきて、
「KEI呼んだ？」って聞かれた。呼ばれたよー。
俺達はちょっと場所を移動して、Sちゃんはリーダーと会う決意をした。
数分後…マンションのロビー。

「KEIさん・・・リーダーから花束をいただきましたぁ」
「花ぁ！？」
なんてロマンチストなんだ…。
「なんていうか…普通に引きました」
可愛そう過ぎるぞリーダー！
そして、一緒に貰った手紙には、別れの手紙が。
「なんか…カップルが別れる時のような手紙だぁ…」
「リーダーかなり思いつめてたんだな」

そんな話しをしつつ、冗談を交えながら、
「KEIさん、気になる子って誰なんですか〜？」
「それを言ったら関係が崩れるからあまり言いたく無いんだけど…」
　
　
　
言っちゃった。一言、スパッと言っちゃったよ。
すごいスッキリしたい気分になったからさ。
「Sちゃん」

「えっ…」

「・・・・・・・なっ。だから言わない方がよかったんだよ。最近やたらモテるし、もう俺もこのままの関係でいいやー。どうせ叶わないし。って思ってたのに」

「あぁ〜そっかぁ〜でも、えっ？」
なんかわけわからんくらい動揺してるが、
「…クリスマスまでに彼女見つけて下さい…」
だった。
「わかったよ。・・・・・・さて、帰るか！」

俺は告白しても気まずさをほとんどださない。
なるべく自然に。昨日なんか言った？くらいの勢いで接するからね。

ともあれ、イベントが終わった。
あー短いけど濃かった。
ちなみにこの日麻雀をして、結構勝った。
ジャパが彼女にフラれた時は本当にすごい勢いで勝ったらしい。